オープン戦も終わりプロ野球の開幕が近づいていますが、まだオリックスは開幕投手を中嶋監督が公表していないので気になりますよね。
WBCの影響で決まってないですが、山本由伸投手や宮城投手以外にもオリックスには良いピッチャーは沢山います。
その中で、当ブログでは山下舜平大投手が開幕投手なのではないかと予想しています。
今回はその根拠について紹介したいと思います！
是非ご覧になってください。
オリックス2023年開幕投手は山下舜平大
今回注目している山下舜平大投手は2020年のドラフトで1位指名されてオリックスバッファローズに入団しています。
2020年のドラフトでは楽天の早川選手や阪神の佐藤輝明選手がドラフトの目玉でオリックスも佐藤を抽選で外し、山下投手を外れ1位として指名しています。
この年の高卒の投手で1指名は中日の高橋宏斗投手と山下投手の2名しかいなかったので、山下投手がかなり期待されての指名となりますよね。
また、山下投手は甲子園に出場もしていなく、実力が未知数ということもある中での1指名ということもあり、その素材に惚れこんでの指名であることはうかがえますね。
監督が決めた3つの根拠
根拠①オープン戦の登板日
プロ野球の開幕は3月29日にエスコンフィールドHOKKAIDOオープンを記念して日本ハムと楽天のみ1日早く行い、その他のチームの開幕は3月30日（金）となります。
そのため、オリックスが中6日でシーズンローテーションを組む場合、オープン戦でも同じ中日で登板で投げると毎週金曜日が登板日です。
3月30日開幕で他球団の開幕投手の登板日確認してみると、以下のようになっていました。直近3試合のみ確認しています！
ソフトバンク 大関友久投手 …3月4日、3月17日、3月24日
ロッテ 小島和哉投手 …3月10日、3月17日、3月24日
西武 高橋光成投手 …3月9日、3月17日、3月26日
中日 小笠原 慎之介投手 …3月11日、3月17日、3月24日
ヤクルト 小川 泰弘投手 …3月9日、3月17日、3月26日
広島 大瀬良 大地投手 …3月4日、3月15日、3月24日
阪神 青柳 晃洋投手 …3月10日、3月17日、3月24日
横浜 石田 健大投手 …3月10日、3月17日、3月24日
3月の金曜日は10日、17日、24日が金曜日となります。
8人中7人が3月17日登板、8人中6人が3月24日登板と開幕戦に照準をあわせて登板していることが分かりますね！
続いてオリックスの山下投手と他の候補選手のオープン戦の登板日を確認してみましょう！
山下 舜平大投手…3月4日、3月10日、3月17日、3月24日
山岡 泰輔投手 …3月4日、3月11日、3月18日、3月26日
田嶋 大樹投手 …3月5日、3月11日、3月21日
山﨑 福也投手 …3月8日、3月18日、3月25日
ニックス投手 …3月10日、3月19日
3月4日にオープン戦初登板で山下投手と有力候補の山岡投手が投げています。
また、2試合目から山岡投手が登板日を山下投手と1日ずらして投げています。
登板日から考察すると山下投手の登板日を金曜日にしており、中嶋監督も開幕投手を意識しているのではないでしょうか。
根拠②オープン戦の成績
ではなぜ中嶋監督は山岡投手ではなく、山下投手を開幕投手として意識しているのでしょうか。
山下投手と山岡投手が同じ日に登板したオープン戦の成績を確認していきたいと思います。
山下投手…中継ぎで7回から登板。1イニング1三振で最速158キロを記録。
山岡投手…先発で3回途中4安打2失点で降板。制球が定まらず4四球を与えるなど苦しむ。
山岡投手が課題のある投球をしたのに対して、山下投手は1イニングですが完璧な投球でした。
ボールを受けた森選手や、対戦相手の阪神岡田監督の評価も高く、この試合で中嶋監督は開幕投手を山岡投手から山下投手に変更したのではないかと推測しています。
これまで西武平良や大阪桐蔭時代の藤浪ら多くの速球投手を受けてきた森は「ヤバいです。バケモンでした。今まで捕った中で一番速い。この先怖いっす」と仰天。
敵将の岡田監督も「速いなあ、あれ。山下っていうの。びっくりしたわ。久しぶりに速い球見た」と目を丸くした。まさに名刺代わりの剛球だった。
引用元：日刊スポーツ
開幕投手候補の山岡が、今季初の対外試合で課題を残した。
阪神戦に先発したが、立ち上がりから制球が定まらず1回に2失点。72球と球数がかさみ3回を投げきれず、2回2／3で4安打4四球。「ちょっと投げすぎた。四隅を狙いすぎた」と反省した。
中嶋監督も「あまりいい内容ではなかったかな」と評し、山岡は開幕へ向け「徐々に上げていけたら。
準備はしていきたい」と前を向いた。
引用元：日刊スポーツ
最終的な両者の成績は以下になります。
山下投手…4試合登板 2勝0敗 防御率2.35 三振23 四球1
山岡投手…4試合登板 3勝0敗 防御率3.24 三振16 四球7
さすがの山岡投手ということで、最終的には安定した成績を残しました！
しかし、それを上回る安定した成績を残したのが山下投手です。
オープン戦でも好投を続けたことで、中嶋監督も登板日の間隔を変更することなく山下投手を金曜日で使い続けたのではないでしょうか。
根拠③山下投手への期待値
山下投手はドラフト1位入団と球団からの期待は元々高いですが、中嶋監督からの期待値も高いと思われます。
その理由としては昨年の日本シリーズです。
1軍の登板経験がないのにもかかわらず、日本シリーズでベンチ入りしています。
日本一を争う絶対に負けられない中での貴重なベンチ入りの1枠を使っているのは中嶋監督からの期待値が高いあらわれではないでしょうか。
オリックス20年ドラフト1位右腕の山下舜平大投手（20）は“秘密兵器”のまま来季へ向かう。
2年目の今季も1軍登板はなかったが、CSファイナルステージで初昇格。
シリーズは第4、5戦でベンチ入りした。ポストシーズンで1軍デビューすればプロ野球史上初で「もし使われるならチームの勝ちだけを意識したい」と意気込んでいたが、登板機会がないままシリーズを終えた。
引用元：日刊スポーツ
また、昨年まで選手兼コーチだった能見さんによると本来は日本シリーズで登板予定だったが、機会がなくて投げれなかったようです。
登板前提での日本シリーズ1軍登録だったんですね！
ここまでは、くしくも1軍未登板。
「昨年も日本シリーズで投げる予定だったんです。機会がなくて投げれなかったんですが」という期待の右腕について、能見氏は「楽しみしかないです」と断言していた。
引用元：スポニチ
これらを考慮すると、同様の大舞台である開幕投手に抜擢する可能性もありますよね！
まとめ
今回はオリックス2の023年開幕投手は山下舜平大投手を予想して、根拠について紹介させて頂きました。
皆さんは誰を予想していますでしょうか？
今後は開幕戦だけではなく、シーズンを通して山下投手の活躍をチェックしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
